【中京区】アガペー
アガぺー食堂にてお話を伺いました。
アガぺー食堂は夕食の提供を通じて、孤食の防止と親子のつながりの場を提供されています。
不登校や発達障害がある方も一緒に活動をされており、ボランティアさんが負担とならない範囲で50食準備されます。
コロナ禍でテイクアウトとなったこの日も、お弁当パックに全て手作りの韓国料理を中心に色とりどりのおかずが手際よく詰められていました。食べてもらう人が温かい気持ちになってもらえるよう願いとまごころを込めて。

お弁当を待ち望んでいる人には、テイクアウト時にコミュニケーションをとったり情報提供をし、一緒に活動する不登校や発達障害のある方には、夢を聞くことで次の一歩に踏み出す勇気となっているようです。
また、ボランティアの方も原動力をもらえ気持ちが満たされ、やりがいを感じておられます。アガぺー食堂のお弁当は、みんなの思いが色とりどり豊かにつまっています。

【上京区】KidsDiner(キッズダイナー)
1月15日、二条城の近くで月2回開催されている「子ども食堂 Kids Diner(キッズダイナー)」へ取材に行ってきました。

Kids Dinerがスタートしたのは約1年前。平日は学習塾として使用されているこの場所ですが、「使っていない時間帯で子ども食堂ができないか?」ということで区社協へご相談くださり、開設に至りました。

開催は土曜日の夕方です。参加者さんは、ほとんどが親子連れ。お子さんの年齢は、赤ちゃんから中学生以上までさまざまです。
子ども食堂の代表で塾長でもある小武さんは「家とは違ったレストランのような雰囲気で楽しんでいただけるよう、テーブルクロスや盛り付け方もひと工夫しています」とお話しくださいました。この日のメニューはちらし寿司でしたが、見た目も鮮やかで、まるでおしゃれなカフェに来ているかのようです。


感染症対策として、スタッフの方がこまめにテーブルを消毒しておられたほか、各机にはパーテーションが設置され、参加者の方には手指消毒、検温、食事中以外のマスク着用などにご協力をいただいておられました。
学習塾の生徒さんもスタッフとして手伝ってくれています。ある小学生スタッフさんは、小武さんの「とても呑み込みが早くて、いつも助かっています」という言葉通り、受付や配膳などテキパキと動き回っていました。子ども食堂に来ている子どもたちと同年代ということもあり、このスタッフさんがBGMを選曲すると思わず踊り出してしまう子も…!

食べ終わった後は、各々おしゃべりやゲームをして過ごします。この日は、点数が書かれた箱めがけてピンポン玉を投げるゲームが大盛り上がりでした。スタッフの方が考案したゲームで、箱も全て手作りだそうです。簡単そうに見えて意外と難しく、大人も子どもも一緒になって高得点を競っていました。
小武さんに今後の抱負を尋ねると、「“体験型こども食堂”ができたらいいな。子どもに料理や企画を任せてみても面白そう」とお話しくださいました。子どもが「お客さん」になるのではなく、子どもが主体的にやりたいことを実現できる子ども食堂、実現したらとても楽しそうですね!
小武さんの活動への思いはこちらからご覧ください。
【南区】東九条子ども食堂
「東九条こども食堂」は東九条にある京都南部協会を拠点に活動されている子ども食堂です。

代表者の許 伯基(ほ ぺっき)牧師は、これまで教会が地域に根差して活動してきたことを踏まえ、今の時代に地域運動の中で担うことの出来る役割を模索していたところ、平日に利用していない厨房を活用してこども食堂を開始することになりました。
それ以降、定期的な実施に加えて、夏休みの毎日開催やコロナ禍のお弁当など、積極的な取り組みをされています。最近では余ったお弁当をホームレスの方々に配布するなど、子ども食堂にとどまらない活動を展開されています。

動画はこちらからご覧ください。
2021年8月に取材しました。
【下京区】令和3年度 子どもの居場所情報交換会を開催しました!【2/18開催】
こんにちは、
下京区社協でゆるキャラをしている「シモリュウくん」です。 コロナ禍の今、学校の休校や保護者の就労状況の変化等、子どもを取り巻く環境は大きく変化しており、それらの現状には子どもの居場所団体等から関心が寄せられています。
今回は、現場で活躍されているSSWr(スクールソーシャルワーカー)の方にご協力いただき、「SSWrの役割と、教育現場から見る子ども世帯の現状について」をテーマに意見交換を実施しました。
当日は、下京区内にある子どもの居場所団体・子どもの居場所に取り組みたい方、地域活動に取り組まれている学区社協の方々、児童館、青少年活動センター、区役所子どもはぐくみ室からご参加がありました。
学校と一緒に子どもへの支援をつくっていくSSWrの役割や、子ども世帯の現状を学ぶ中で、どういった連携が考えられるか意見が交わされました。
また実施後のアンケートでは、子どものニーズ把握と、地域との繋がり、教育分野との連携を求める回答が寄せられました。
下京区社協は今回の情報交換会を踏まえて、「子どものために何かしたい!」という方々の顔の見える関係づくりや、福祉と教育の連携の可能性について、みなさまと一緒に考えていきたいと思います。
【山科区】令和3年度 子どもの居場所づくり「支援の輪」サポート事業研修会・交流会を開催しました!【2/1開催】
山科区内の8つの子ども食堂、山科区役所子どもはぐくみ室が参加し、
●地域の子どもの居場所が支援を必要とされる子ども・家庭を発掘する「気づきの窓口」 となるよう後押しし、支援が必要な子ども・家庭を支援機関に適切につなぐよう推進するために、支援機関の役割や窓口について子どもの居場所運営者に知ってもらうこと
●各子どもの居場所運営者より活動紹介を行い、支援機関と子どもの居場所、また、子どもの居場所同士がお互いの活動について知り、交流をもつきっかけをつくること
を目的に「子どもの居場所づくり『支援の輪』サポート事業研修会・交流会」を開催しました。
山科区役所子どもはぐくみ室から、「区内の子どもを取り巻く現状とはぐくみ室での支援等」について紹介され、支援機関の一つとしての子どもはぐくみ室の役割について参加者にイメージをもってもらうことができました。
また、各子どもの居場所より活動紹介をいただき、それぞれの思いや悩み、今後したいこと等を参加者間で共有する機会となりました。
【上京区】令和3年度 子どもの居場所情報交換会「上京こども応援団」を開催しました!【1/29開催】
上京区内では、子ども食堂や、学校に行きづらい子の居場所づくり、親子の居場所づくりなど、数多くの団体が様々な取組をされています。今回はそうした団体に加えて区内の幼稚園、保育園、小中学校、地域貢献に関心のある企業等にも参加を呼びかけ、合計31名の方にご参加いただきました。
前半は、3つの団体から活動紹介をしていただきました。
〇子どものよりよい育ちを支える会
手づくりロケットを飛ばす「KYOTOロケット部」、子どもたちのやりたいことにチャレンジする「堀川こども団」、学校に行きづらい子の居場所「こども基地HOPE」などの活動に取り組んでいます。活動の様子は動画でもご覧になれます!
https://youtu.be/EqIUgwhY9L4
〇はうす結
障がいのある無しに関わらず集まれるインクルーシブな居場所づくりに取り組んでいます。親子で楽しめるイベントや、重度身体障害の子どもたちも参加できるハンモックを使ったイベントなどを開催しています。
〇おかえり食堂
ひとり親世帯やヤングケアラー世帯に、お弁当の配布を通じた支援を行っています。ボランティアスタッフとともに、見た目も鮮やかな栄養たっぷりの手作りのお弁当を60食以上提供しています。
また、京都市福祉ボランティアセンターから、助成金やフードバンクなど、子どもの居場所づくりに取り組むうえで活用できるお役立ち情報を紹介していただきました。
後半の交流会では、「意見・質問カード」を活用した情報交換を行いました。各団体の運営の工夫についてのご質問などが多く寄せられ、盛り上がりました。
終了後のアンケートでは、「こんなに沢山の活動があるとは知らなかった」「上京区に希望を感じます」「コロナが落ち着いたらもっと交流がしたい!」など、嬉しいご意見を沢山いただきました。
「上京こども応援団」は今後も定期的に開催予定です。今後の企画についてのご意見も募集しておりますので、上京区社協までお気軽にお問い合わせください!
JA伏見支部様より野菜をいただきました!
令和3年度 南区子どもの居場所情報交換会を開催しました!
南区内の3つの子ども食堂、フリースクール、青少年活動センター、南区役所子どもはぐくみ室が参加し、「南区子どもの居場所情報交換会」を開催しました。
○前回からのできごと
本ネットワークを活用して、事業者から食材提供があった際に、子ども食堂間で食材のシェアが行われました。
また、企業から調理設備、調理器具を提供したいという希望があり、ネットワークに参加している子ども食堂を中心に調整を行いました。
新たに久世地域で子ども食堂を開始される団体があること、活動場所を他区に移す活動があったことなどを共有しました。
○コロナ禍における活動
現在、南区内の子ども食堂がどのような活動をしているか、参加団体から発表し、参加者で共有しました。
今回、参加された団体は、感染状況に応じて、食事の提供を対面やお弁当の配布と使い分けながら、活動を継続されていました。
さらには、ホームレスの方々に食事提供する活動を始めた団体や、コロナ禍で生活に困窮する世帯を支援するためにフードパントリーを開始する団体などもあり、より多くの人に手を差し伸べる工夫、食材や食事が無駄にならないための取り組みなど、各団体の実践が共有されました。
○現在の課題
<活動メンバーについて>
春には活動の中心メンバーや学生ボランティアの引っ越しや卒業など、様々な変化があり、現在の活動が継続できるか不安であるという意見がありました。
他の子ども食堂から「できることはなんでもするから、言ってね!」などの発言もあり、情報交換をするだけでなく、運営者同士の支え合いのネットワークになっていると実感しました。
<困っている子どもに知らせたい>
多くの食数を提供していても、まだ困っている子どもたちには行き届いていないと感じているそうです。
より多くの子どもたちにこの活動を知ってもらうために、小中学校や行政機関と連携をしていきたいと考えているが、取り組みが進まないことが悩みになっています。
活動メンバーの支え合い、ボランティアの養成、教育機関との連携など、参加者同士で話し合いをしながら課題解決に向けて取り組んでいくことができるネットワークにしていきたいと考えています。
【下京区】西本願寺みんなの笑顔食堂「笑顔塾」~開催当日の様子を一挙公開!~
「西本願寺みんなの笑顔食堂」は、西本願寺が実施されている子どもの居場所の取組です。
今回は新たに学習支援の取組である「笑顔塾」を実施されているということで、取材をさせていただきました!
会場は西本願寺の北側に位置する、聞法会館の3階です。
写真の通り2人用の机を、余裕をもって置ける広さがあります。

学習支援の対象は小学校1~6年生です。
勉強は龍谷大学付属平安高等学校インターアクト部や、龍谷大学の学生さんが教えてくれます。9時半~の受付を済ませたら、いざ勉強開始!

勉強が一通り終わったら、みんなで遊んでリフレッシュ!
普段なかなか遊ぶ機会のないお兄さん、お姉さんと元気いっぱい遊んでいます。

お腹が空いてくる12時に終了。最後には美味しそうなお弁当を持って帰ります。
提供されたお弁当を貰う前に、みんなで合掌。食べ物、命をいただくことに感謝します。

龍谷大学付属平安高等学校インターアクト部の学生さんにお話を伺ったところ、コロナの影響でなかなかボランティア活動の機会がなかったそうです。
話し相手になるのが好きとのことで、今後も笑顔塾をはじめ、奉仕活動に取り組みたいと意気込みを語ってくださいました!

西本願寺みんなの笑顔食堂いかがでしたでしょうか?
参加されている子どもたちや、学生さんたちの笑顔がとっても印象的でした。
参加費は無料です。気になる方は西本願寺ホームページに情報がアップされるので、下記リンクをチェックしてみてください!
https://www.hongwanji.or.jp/news/cat5/cat1/
最後に!担当の岡嵜さんにインタビューさせていただきました。動画は以下より是非ご覧ください!
西本願寺みんなの笑顔食堂取材動画: https://youtu.be/g8vByCJxAyI
(※今回、撮影機材の影響でインタビュー音声が小さくなっています。イヤホン接続でご視聴いただければと思います。)
【右京区】右京区子どもの居場所情報交換会を開催しました。
右京区には現在14の子どもの居場所があり、12団体が運営されています。 今回の情報交換会では7団体が参加され、コロナ禍での活動状況やボランティア、悩みごとなどについて意見交換しました。
前半のボランティア講座では、「嵐山こども食堂」の運営責任者の高畑さんと活動をお手伝いされている川本さん、中西さん、野口さんから「子ども食堂でのボランティア」について学びました。
○コロナ禍での活動・・・
テイクアウト方式でお弁当や食品・日用品を配布されている団体や、休止していたけれど感染状況が一定収束していた様子を踏まえて、12月から活動再開の準備をされている団体がおられました。
コロナ禍でお弁当を配布する形で活動されていた団体から、「活動を続けていたことで、何に困っておられるのか、何が必要なのかを知ることができた」とのお話を聞くことができました。配布するお弁当を地元飲食店の応援も含めて作ってもらうなど、コロナ禍をきっかけに活動の内容にも変化が見られました。
そして、年末には「府民に寄り添った地域活動緊急支援事業(京都府)」を活用し、緊急支援事業を実施される団体もあると伺いました。
○ボランティア・・・
コロナ禍で新規ボランティアの受入れを中止されていた団体もありましたが、現在は徐々に受入れを再開されているようです。子どもたちのお母さん世代や学生、パティシエなど多様な方が活動に参加されています。
○悩みごと・・・
「本当に必要とする方に届けたい」
この言葉は、運営者の皆さんからお伺いすることがあります。
それぞれの活動の目的や思いは様々ですが、「本当に必要とする方に届けたい」という思いは大部分の方がお持ちではないでしょうか。このような悩みごとを共有し、話し合うことができるのもこの情報交換会ならではだと感じています。
株式会社トキプリント様より、ハピネス子ども食堂へメモ用紙・折り紙を寄贈されました。
株式会社トキプリント様より、「印刷の過程で余る紙があり、何か活用できないかと社内で考えていた。子ども食堂の拡がりを知り、役に立つことができれば…と思った。メモ用紙や折り紙を作ることができるけれど、それぞれの子ども食堂に必要なものを聴き取りながら、作成したいと思っている。」とお申し出をいただき、第1弾として南区のハピネス子ども食堂(運営:特定非営利活動法人happiness)が受け取られました。
ハピネス子ども食堂宇野代表が子ども食堂や学習支援で必要とされる紙製品について、株式会社トキプリント小嶋さんとお話されました。
今回持参されたメモ帳は用紙にハピネス子ども食堂のロゴが透かしで印刷されています。そこに活動日時などを追加したものを子どもたちに配布することで、これまで参加していなかった子どもたちの参加につながったり、参加する子どもの保護者に活動が伝わるツールになるのでは…。他には子どもたちが描いたイラストを印刷することができたら、子どもたちに特別感を感じてもらえるかも、学習支援では計算や漢字の練習などに使える紙があればうれしい、などいろいろなアイデアが湧いていました!
小嶋さんは「子ども食堂や子どもたちに喜んでもらえるものを作りたい。実現に向けて社内で検討します!」と今後の活動に胸を膨らませておられました。
【東山区】東山区子どもの居場所情報交換会を実施しました。
【西京区】西京区内の子ども食堂情報交換会を開催しました(7/15開催)
子ども食堂を実施中の団体、これから子どもの居場所を立ち上げたい、活動に参加してみたい団体、行政、地域貢献を考える企業など、西京区で子どものことを考える皆様に広くご参加いただき、情報交換会を実施しました。
<西京区内の子ども食堂を動画で紹介しました>
●え~し~ぴ~キッチン 様
https://youtu.be/G3IlvVNuYYU
●キッチン・ゆんたく 様
https://youtu.be/0DNo-h_vbO8
●ひまわり食堂 様
https://youtu.be/ueDjKoELMrI
●ふれあい食堂けやキッズ 様
https://youtu.be/2GNio5xAV6M
●嵐山東子ども食堂 様
https://youtu.be/rSnc07729wc
<情報交換・交流ではこんな思いが共有されました>
◎みなさんの活動の様子がわかり、参考になりました。
◎子ども食堂の実施に向けて一歩進めそうです。
◎本当に子ども食堂が必要な子どもにどうやったら支援が届くのか知りたいと思いました。
情報交換会終了後には、各団体の名刺交換が活発に行われたり、個別に見学に行く約束をされたりと、積極的な交流の機会となりました。
【中京区】「ちいさな子ども食堂」交流会に参加しました(8/21開催)
立ち上げから1年がたった中京区の「ちいさな子ども食堂」。そのスタッフや支援する地域の方々が集まった交流会に参加しました。
交流会では、この1年間の活動報告とともに、設立時の実行委員会で助言された「山科醍醐こどものひろば」村井琢哉さんを講師にお迎えし交流されました。
活動報告では、スタッフの声としてコロナ禍で本来の子ども食堂の役割を果たせていないのではという葛藤がある一方で、設立当初に思い描いていた形とは違うものの、子どもの居場所の重要性を感じたという報告がされました。

村井さんからは、スタッフが抱えているコロナ禍での活動に対する不安やこれからの活動へのアイディアなどたくさんの助言をいただきました。
例えば、コロナ禍で本来の子ども食堂としての活動ができず、テイクアウト方式で子どもたちと会話する機会が減っている声に対し、テイクアウト方式でも子どもたちと出会って少しでも様子を知ることの重要性や、笑顔で子どもたちを迎える子ども食堂の存在そのものが大切といった助言がありました。
交流会の最後には参加者との質疑応答もなされ、「ちいさな子ども食堂」の今後の活動につながる有意義な時間になったように思います。

【中京区】子どもの居場所情報交換会を開催しました(6/3開催)
こども食堂や学習支援を行っている団体に呼び掛けて、6月3日に中京区子どもの居場所情報交換会を開催、会場に4団体と3名のオブザーバーの方々、オンラインで3団体が参加されました。
以下の3つのテーマについて、活発な意見交換を行いました。
①地域とのつながり・お付き合いについて
②メニューに関する工夫について
③食材・物資に関する工夫について
この1年間に2度の緊急事態宣言と延長がありました。それでも、各団体は「今だからこそ」と活動内容を工夫しながら、子ども達やそのご家族と繋がり続けていました。食や学習支援(生活支援)を通した関わりの中、スタッフも喜びや気づきを沢山得て、それが継続の力になっていることが伝わってきました。
【山科区】にじいろキッチン
「にじいろキッチン」は本願寺山科別院を拠点に活動されている子ども食堂です。
代表者の田中さんは、「山科別院が、子どもたちの笑顔があふれるふれあいの場所になってほしい」との思いから、子どもたちが安心して来られる場、地域の方の憩いの場となることを目的として子ども食堂をはじめられました。
子ども食堂に来てくださる方の笑顔を見られた時が一番の喜びです。お子さんだけでなく、一緒に来られるお母さんにも喜んでいただけるのが嬉しいですね。
毎月来て下さる方がだんだん増え、少しの間でも会話する中で、みなさんが交流を求めておられると感じています。みなさんにとって「ホッとする」居場所でありたいと思っています。
動画はこちらからご覧ください。
【右京区】わかち愛こども食堂~開催当日の準備から開催までを一挙公開!~
「わかち愛こども食堂」さんは、右京区葛野学区にあり西京極総合運動公園のすぐ近くで毎月第4木曜日に開催されています。
開始当初から、完全無料で手作りのお弁当・食品・日用品などを配布しています。
今回は、開催当日の準備から密着取材に行ってきました!
まずは、お弁当づくりから!

この日のメニューは、サフランライスと漫画肉のようなスペアリブ!
あと、毎回お弁当に入れておられるのは、ニッコリ☻かわいいスマイルポテト。
運営者の安本さんは「フタを開けたとき、思わず、ニコって笑うでしょう?」と。
思わず笑顔になるようなお弁当作りを常に心がけておられます。

食堂開始は16時から。
ガレージに机を配置し、その上に手づくりお弁当のほか、パンや食材、お菓子、日用品などたくさん並べていきます。

この日も、下校途中の小学生たちが次々と立ち寄り、お菓子をもらって満面の笑み!
ほかにも、親子連れ、近所にお住まいの住民、仕事帰りのサラリーマンなど、たくさんの方が来られあっという間に用意していた50食のお弁当が全て無くなりました。
スタッフの方が「気をつけてね」「また来月も待ってるよ」とお一人お一人に声をかけ、みなさん笑顔で帰られました。
安本代表へのインタビュー動画は以下よりご覧ください!
【西京区】交流会を開催しました!
3月22日(月)、西京ふれあい地域福祉センターにて、区内の子ども食堂実践団体を対象に交流会を開催しました。
<内容>
◎子どもの居場所づくり「支援の輪」サポート事業の説明
◎各団体の活動紹介
◎情報交換・交流
コロナ禍での活動状況の共有や工夫の紹介、また今後の情報交換会でやってみたいことなどを話し合いました。
<情報交換・交流ではこんな思いが共有されました>
◎他の子ども食堂の様子を知りたいし、自分たちの活動も知ってほしい。
◎実践団体のみの情報交換会のほかに、これから子ども食堂を立ち上げたい団体や、ボランティアをしたい人も参加できるような交流会があったらよいのではないか。
<西京区役所・洛西支所子どもはぐくみ室からも参加していただきました>
◎各団体の状況や、現場の声を聴くことができ、嬉しく思います。これを機にネットワークが広がり、子どもたちを支えていけたらと思います。
<西京区社会福祉協議会の担当者より>
地域の皆さんと一緒に、子どもを支える「支援の輪」を広げていきたいと思います。 子どもの居場所を運営されている方、新しく立ち上げたい方、興味がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。
【東山区】協立スクール
東山区の有済・粟田地域にあるNPO法人三条希望の会が主催する「子どもの居場所づくり事業」の取り組みを取材しました。(令和3年1月取材)
ひとり親家庭の悩みや不安を持つ子どもたち、親たちが気軽に交流し安心して集うことができる「居場所づくり」に取り組まれています。地域住民や大学生ボランティアがスタッフとしてかかわるこの取り組みでは、子どもたちの笑い声に溢れていました。
代表の安田さんにお話しを伺いました。 続きは動画をご覧ください。

【西京区】ふれあい食堂けやキッズ
ふれあい食堂けやキッズは、洛西子ども食堂実行委員会が運営する子ども食堂です。
大切にしているのは、子どもと同じ目線で寄り添うことと、一緒に過ごすこと。子どもには「遊んで、学んで、幸せに過ごす権利と義務」がある。その思いに共感し、地域のために頑張ろう!という方々がメンバーとして一緒に活動しています。
本当は、みんなで一緒に食べる形で開催したいと思っていますが、今は感染症対策として、お弁当を渡しています。入り口での消毒・検温に加え、窓を開けて換気をし、ボランティアはマスク、手袋をして準備しました。渡す時間は長くとれませんが、その中でも「来てくれてありがとう!」「気をつけて帰ってね!」と声をかけます。取材の日は100食用意していましたが、たくさんの方が来られ、急遽追加して120食を提供しました。
<代表:東憲一(あずま のりかず)さん>
子どもを支える公的な仕組みがあることが理想ですが、実現には時間がかかります。それまで、目の前の困っている子どもや親を放ってはいけないという思いで、子ども食堂をしています。理想は、子ども食堂がなくてもすべての子どもが幸せに暮らせる社会。その実現のためには、自分たちが行動を起こしていくことが大切だと思っています。
「ふれあい食堂けやキッズ」の様子、東代表の思いはこちらからご覧ください。