一乗寺こども食堂は、民生児童委員の中﨑さんを中心に地域の有志の方で運営されています。開催日は月1~2回(不定期開催)で日曜日(12時~13時半)です。
取材におじゃました日は、同じ左京区のこども食堂であり『遊びの広場とこども食堂「からふる」』と共同開催でした。
この日は「おたのしみ夏まつりメニュー」でお弁当の他にかき氷、スイカ、たこせん、あてもんを用意されていました。「からふる」の学生さんがヨーヨー釣りにコイン落としゲームを担当されていて乳幼児、小学生など、多くの子どもが訪れて夏祭りを楽しんでいました。
*代表者の中﨑さん、スタッフの阪本さん、羽賀さんにお話をお聞きしました。
★どのような思いがあって子ども食堂を立ち上げられましたか。
民生児童委員として色々な勉強会に参加する中で、この地域でも子ども食堂を必要とする人がいると思い地域のみなさんに声をかけて始めた。
★空き住宅で運営されていますが経過を教えて下さい。
以前、同じ町内に空き店舗を所有している方がいて無償で提供してもらっていた。そこが使えなくなった時に民生委員さんや地域の方が色々協力して下さって、現在の場所を借りることができた。
★どのような支援があれば良いと思われますか。
市社協からの食材提供の情報も取りに行ける時は活用して助かっている。お米やお野菜は地域の方が提供して下さる。
子ども食堂が不定期開催なので生ものは、なかなか難しいが、缶詰みたいな保存がきいて調理に使えるものがあれば嬉しい。またお楽しみ会等の行事の時に簡単なオモチャ等や小さなおやつがあれば嬉しい。
★今後、展開していきたい事、今後の展望などを教えて下さい。
正直なところ現在は少ないスタッフで毎回100人強の方の食事を作るのが精一杯。もう少し力を蓄えられたらもっと出来る事があるだろうと思う。条件が整えば開催日を増やしたいし勉強会もやりたい。
「開催日を増やしたい」「勉強会をしたい」今後やりたい事をお聞きしたら次から次へと溢れでてくる想い。パワフルさを感じ、これからの一乗寺こども食堂さんの活動が楽しみになりました!
今回のインタビューの様子は2本の動画に収めております。1本目は活動の様子やインタビュー、2本目は一緒に活動している『こども食堂「からふる」』の中土井さんのインタビューです。そちらもあわせてぜひご覧ください。