【中京区】子どもの居場所の交流会を開催しました!【7/21開催】


 近年、中京区内で子どもの第三の居場所が増えています。区内の特徴として、子ども食堂 のほかに不登校の子どもの居場所、学習支援の場などが多く、形態が様々であること、活動者もママ友同士のつながり、元保育士、児童館、NPO法人など多岐にわたっていることが挙げられます。そこで多様な活動をお互いに知ることや、各団体の思いの共有を行い気づきの 引き出しを増やすこと・団体間のネットワークの強化を目的に標記交流会を開催しました。
 当日は居場所団体14団体20名の他に、居場所開設予定者や学校関係者、行政関係者、地域団体など総勢40名にご参加いただきました。                             
                    ☁活動紹介☁
 活動紹介では、まず初めに朱八学区で子ども食堂をおこなう「すまいる食堂」さんと、学校に行きづらさを抱える子どもと親御さんの居場所を開設している「いばしょかふぇ」さん より活動の思いを共有していただきました。すまいる食堂さんの坂本さんからは「子どもた ちが楽しんで過ごしてくれることが一番」、いばしょかふぇさんの宅間さんからは「『なに してもいい・なにもしなくていい』ということを居場所のコンセプトにしている」等、大事 にしていることをお話いただきました。
 その後、出席していただいた活動団体から取組の一言PRをいただき、多種多様な活動者の 思いを共有することができました。

                    ☁情報交換
 「参加者とつながるきっかけ」「どんな参加者(子ども)がいる?」「関わりの中で大切に していること」というテーマで5つのグループに分かれて情報交換しました。活動者らは「子 どもも大人も主体的に活動を決める場にしている」や「子どものやりたいことに寄り添う」、 「(居場所は)保護者の思いを受けとめる存在となる」等の意見があり、それぞれに気づきや 学びのある充実した時間となりました。                    ☁交流の時間
 最後は、ざっくばらんにお互いに名刺交換など交流の時間を設定。
 この交流の時間をきっかけに食材の協力(おすそ分け)につながった団体や、「今度(活動 を)見に行ってもいいですか?」という声も出ており、新たなつながりが生まれました。  その他、「いろんな人がいていい」「いろんな居場所があっていい」というキーワード等が でており、居場所団体がより活発につながっていくきっかけとなる場になりました。
 参加者の皆様からは、「交流することでほかの団体の熱心な活動を知りいい刺激になった」 という声や「イベントを企画したい」「見学ツアーをしたい」というような次につながる声も ありました。このような声も活かしながら、中京区社協では、今後も団体間のネットワークづ くりに向けた取組を続けます。