【中京区】すまいる食堂を取材しました!

 「ただいま!」
 「お腹空いた!」
 子ども食堂が始まる時間になると、子どもたちの元気な声がたくさん聞こえてきました。

 すまいる食堂は、毎週第2金曜日に開催、地域の子どもたちにとって「小学校が違う友達もここに来れば会える」という居場所です。また、子育て世代のお母さん・お父さんたちにとっても、お互いの子育ての悩みなどを自然と相談できる居場所にもなっています。

 代表の坂本さんに活動に至ったきっかけや活動で大切にしていることなどをお聞きしました。
 すまいる食堂はこんな場所
  
小学校が違っても、楽しい場所、来たらみんなで遊べる場所、絆が深まる、つながる…そんな場所になったらいいなという思いで活動している。また、子どもたちだけでなく、一緒に来るお母さんたちも子育ての悩みなどを話し合える場でありたい。

 
活動の原動力は子どもたちが喜んでくれること
 子ども食堂の活動を始める前は子ども会を月1回やっていた。そこからママ友たちとのつながりで何かできないかなという思いがあり子ども食堂へ移行したことがきっかけ。子どもたちに喜んでもらうことが、私の活動の原動力になっている。

 活動で大切にしていること
 子どもたちにも楽しかったと思ってもらえることを心がけている。ひとつのお家だけではできない色々な体験をしてもらいたいと思い、ビンゴ大会、くじ引き、スイカ割りといったイベントを企画している。
  子育て中のお母さんたちとも自然な形でお互いが相談し合える関係で、逆に私も子育て相談をしたりして元気をもらっている。みなさんに楽しみにしてもらっているこの居場所を続けることを大切にしたい。 参加している子どもたちからも次々と「楽しい」という声を聞くことができるなど、坂本さんが大切にされている想いが、参加している子どもたちにもしっかりと伝わっているのが印象的でした。

 別の日には、”京都府「水生生物で川の水質を調べよう」”を、夏休みの宿題にみんなで取り組む機会として実施。
 子どもたちみんなで近所の川に集まって、生き物採集も実施。普段の子ども食堂ではできない体験に子どもたちも大はしゃぎで、川の生き物たちを捕まえていました。一緒に来ていたお母さんたちも混ざって、「カニがたくさんいた!」「この生き物はなんて名前?」と、みんながアットホームな雰囲気の中で楽しんでいました。
 
 「子どもたちに楽しんでもらいたい」「普段できないような体験をさせてあげたい」を大切に、「食べる」「学ぶ」「遊ぶ」活動に取り組まれている、すまいる食堂さんでした。
 坂本さんのインタビュー、参加している子どもたちの様子は動画でもご覧いただけます。ぜひご覧ください!