新型コロナウイルス感染症の影響を受け、活動を休止せざるを得ない団体が数多い一方、コロナ禍における様々な制約のもとで再開された居場所に通う子どもたちからは喜びの声が多くきかれています。今回の「伏見区子どもの居場所づくり研修交流会」は二部制で企画を行い、残念ながら会場に参集しての開催は叶いませんでしたが、動画を撮影し、後日参加予定者に限定し、動画を公開しました。
撮影当日は、
「小栗栖宮山子どもの居場所『あおぞら』」から木下様、
「子ども未来食堂 洛和会『ふかくさ亭』」より美濃会長、
「藤の木子どもキッチン」「藤の木子ども食堂」より山内会長、
に第一部にてご登壇いただき、第一部・第二部にわたって、
「特定非営利法人 山科醍醐こどものひろば」理事長 村井様に講師を務めていただき、研修交流会全体の内容をファシリテーショングラフィッカーとして活動されている同法人の三宅様に研修交流会の内容をイラストと文字を交えてまとめていただきました。
第一部は「居場所による子どもの変化とコロナ禍における取り組み」をテーマに伏見区内の居場所3団体に事例発表をしていただきました。3団体それぞれに活動内容やカラーは異なりますが、地域の子どもたちの成長を見守る温かい気持ちが伝わる発表でした。
第二部では複数の区内の居場所にご協力いただき、各居場所の基本情報や現在のお悩みを聞かせていただき、「プロフィールシート」としてまとめました。本来であれば運営団体同士で顔をあわせながら情報交換を行う予定でしたが、プロフィールシートをもとに区社協職員と講師による対談を行いました。運営団体から伺ったリアルなお悩みを講師に投げかけ、アドバイスや提案をいただきました。運営するにあたり制限が多い活動と思われがちですが、この機会に新しいやりかたにチャレンジしてみる、でも無理なく活動が続けられるように、など勇気づけられるようなお話を伺うことができました。