【東山区】令和6年度「ひがしやま子どもあきまつり」を開催しました!【11/30開催】

 東山区社会福祉協議会では、1130()にやすらぎ・ふれあい館にて「ひがしやま子どもあきまつり」を開催しました。
 イベントには、区内で子育て支援に取り組む団体など7団体が出展。子どもたちが楽しめる体験・遊びブースや保護者向けのリラクゼーションブース、食べ物の販売や子ども用品交換会などさまざまなブースで賑わい、当日は100名近い来場がありました!

 この「あきまつり」は、やすらぎ・ふれあい館を拠点に活動する子育てサークル「子育てコミュニティベース『ひなたぼっこ』in東山」から区社協へ、「おまつりがしたい!」と相談があったことをきっかけに、数年前から時期を変えて実施してきました。東山区で子育てをする当事者として、区内に週末のお出かけ先が少ないこと・子どもが少なく他の親子と出会いづらいことなどに課題を感じ、「イベントを通じて少しでも子育てしやすい地域にしたい!親子がつながれる場をつくりたい!」との思いで、東山区社協へ相談いただきました。そこで、東山区社協としても、区内で子どもの居場所・子育て支援団体を多くの親子に知っていただく機会にもなればと思い、保護者ネットワーク「ひがしやマママ」、私設図書館「東山区まちじゅう図書館プロジェクト」とともに企画を進めていきました。

 103()には、出展団体や区内の子どもの居場所・子育て支援団体を対象に交流会を実施。東山区の魅力として「声を掛けてくれる高齢者など、子どもにやさしい人が多い」などの意見が出た一方、「遊べる公園や場所が少ない」「子どもが自発的に集まれる場が欲しい」などの課題や希望も挙げられました。参加団体からは、「さまざまな視点からの意見があり、おもしろかった」「同じ思いがあることが印象的だった」「身近にいろいろな方が活動していることを知ることができた」といった感想が寄せられ、互いの活動について理解を深めたり、子ども・子育ての視点から東山区の魅力や課題について話し合う有意義な時間となりました。

        

 そして迎えた当日。会場には、子ども向けブースとして「イラストエコバッグづくり」(東山区「不登校・引きこもりを考える親の会」“シオンの家”)、「なかよし折り紙教室」(つきのわコミュニケーション)、「ボードゲーム広場」(東山いきいき市民活動センター)のブースが出展。それ以外にも、保護者向けのリラクゼーションコーナーとして「ヘッドスパ」(PARAFUSE脳洗浄)や、「焼き立てパンの店ヴィラージュ」によるパンの販売、「雑貨屋ごろね」による区内の授産製品の販売も行われました。各ブースには子どもたちが集まり、食べ物も完売するなど、やすらぎ・ふれあい館は楽しそうな様子でいっぱいに。 

  

 また、親子や新たな居場所との出会いのきっかけづくりとして、「子ども用品お譲り交換会」(AT-kyoto)や、区内の子どもの居場所・子育て支援の取組を紹介する「東山区親子応援MAP」の展示も実施。交換会には多くの親子がお洋服やいらなくなった子ども用品を持ち寄り、大賑わいの様子でした。親子応援MAPには、活動情報や写真などの他、各団体・施設より直筆のメッセージをいただき、身近な活動を知ることのできる機会となりました。

 他にも、子どもたちのイヤイヤ期の写真を飾る「いやいや期はやるやる気!ぷち写真展」や、区内のお気に入りスポットや親子で楽しめる場所を共有する「教えて!あなたのひがしやま」(区社協企画)など、気持ちや情報を共有できるような企画も実施。

 あきまつり後には、「ひなたぼっこ」に新しい親子が参加したり、やすらぎ・ふれあい館に設置されている「ひだまり図書館」の利用者が増えたりと、少しずつつながりが広がっている様子も見られました。今回の「ひがしやま子どもあきまつり」が、区内の親子の「楽しい!」「嬉しい!」を少しでも増やすことのできる機会となっていればとても嬉しく思います。そして、こうした取組を通じて、東山区内で子ども・子育てを応援したいと考えている方や団体が増え、活動を必要とされる親子とのつながりが生まれるような場づくりを行うことで、東山区が少しでも「子育てのしやすいまち」になるよう、今後も地域の方や活動団体・関係機関の皆さまと連携し、多様な取組を推進してまいります。ご協力、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!