【左京区】令和4年度 子どもの居場所づくり情報交換会を開催しました!【12/11開催】

 昨年の情報交換会では、各団体から「こんな時どうしてる?」という質問と、それに対して「ウチはこんな風にしているよ」という工夫やアイディアが共有される場面が多くありました。そうした流れから、「子ども食堂同士の横のつながりを作っていきたい!」というお声が自然にあがり、「SNSを使って、気軽に繋がってみるところから始めては?」とイメージを膨らませたところで閉会となりました。

 今年の情報交換会では、そのイメージをより具体的にすることを目的に、「こども食堂『からふる』」さんと、「てらこや子ども食堂」さんを中心に、運営者の立場で情報交換会を進めていただきました。

《内容》
◎活動紹介
◎運営上でなどについて意見交換
◎グループに分かれて、より深く知る
◎課題・悩みごとにについて、グループ内で一緒に考える
◎閉会後、寄付物品の受取り、名刺交換、熱い立ち話・・・etc.

《情報交換ではこんなお話がありました》
〇子ども食堂の趣旨をどう伝えたら良いか?
〇貧困世帯とだけ繋がるのは難しい。120食出たら、1割がそうかな?、学生ボラが100人いれば、その1割がヤングケアラーかな?という程度。親が困ると子も困る。繋がりたい「そこの層が1割来てくれた」と考えている。
〇子どもには楽しんで貰い、将来自分が居場所を作る側になって欲しいなと考えている。
〇子ども食堂は、学校でも家庭でもなく、よく「第3の居場所」と言われる。色々お話を聞くと、まさしくそうした場になっているのではないかと思う。
〇他の子ども食堂がどんな風に運営しているのか?どんなふうに解決しているのか?など、「よそ」を知ることはとても大切。
〇中学生は学校と部活で疲れている。勉強が嫌い・苦手という意識が強い。どんな風に取り組むと良いかなと考えている。

《最後に・・・》
 今日の情報交換会で、「同じ左京区のどこで・どんな子ども食堂があるのか?」についてクリアになったのではないでしょうか。「ウチと同じくらいの規模」「同じような悩みを持っている」「共感することが多かった」等、つながる理由は色々あるでしょう。是非お互いの活動をのぞきに行ったりして、今後も交流を続けていただきたいです。
 今回の情報交換会では、団体同士で活発に情報交換をされていたので、「つながり」が段々と濃く・強くなってきた印象です。

 今回進行の大役を果たしてくださった、こども食堂『からふる』さん、てらこや子ども食堂さん、ありがとうございました!

★全体会の様子★
     
★分科会の様子★