「こども食堂『からふる』」さんへ取材に行ってきました!
ぜひ、動画も見てくださいね!
「こども食堂『からふる』」さんは、京都大学の学生の皆さんを中心に運営されている子ども食堂です。
現在は、北白川児童館、北区青少年活動センター、南区青少年活動センター、伏見区青少年活動センターを拠点に開催しています。
この日のメニューは、オムライスでした!
みんなでご飯を食べたり、トランプをしたり、和気あいあいとした空気が流れていました。
現在は、メンバーも増え、企画のアイデアが増えてきたとのこと。
その中の一つとして、広報についても、情報が届く層を考えて発信しているとのことです。
例えば、「ツイッターは、幅広い年齢層の方」、インスタグラムは、「学生や若者」、フェイスブックは、「企業や団体」など、戦略をもって広報していくというようなアイデアも、メンバーから出た意見。
また、「インスタグラムで、他の子ども食堂の様子をみて内容の参考にすることもあります」と教えてくださいました!
そんな「からふる」さんの、代表、副代表の皆さんには、それぞれにこんな思いがあるそうです。
★最初は、自分の思いをボランティアとして表現したい、いろんな人と交流してみたいという気持ちから始めたが、そこから、少しずつ変化があった。今は純粋に、「からふる」の活動が楽しいと思える。参加者の子どもと関係を築けることが嬉しいし、今は、子どもたち、スタッフの両者のためにも、もっと「からふる」をバージョンアップしていきたいと思っている。
★子ども食堂のスタッフになるまでは、子ども食堂は貧困対策のイメージがあった。しかし、今では「誰でも、ふらっと来れる場所」であることが大切なことなのだと感じている。そんな場所を、地域に用意したいと思っている人がいる、ということを子どもたちに知ってほしい。
★学校だけが居場所じゃない、と子どもたちに知ってほしい。また、子ども食堂を通して、たくさんの人と出会ったり、いろんな経験をすることで、それぞれの人生にとって、良い影響があれば嬉しい。
みなさん、子ども食堂や子どもの居場所に対して、熱い思いをお持ちです。
共通している思いは、「子どもたち、スタッフ、みんなにとって楽しい居場所でありたい」ということ。
また、「からふる」という場所を大きくしていくことで、できることを増やしていきたいと語ってくださいました。
これからますますパワーアップしていきそうですね!
最後に、子ども食堂でボランティアをしてみたいけど、なかなか一歩が踏み出せない、という学生さんに向けてメッセージをください、とお願いしました!
「一番大切なのは、あまり難しく考えすぎず、行動してみることです!子ども食堂を知ることや、開催場所との色々な調整は必要ですが、最初から全部完璧にしようとするより試行錯誤を繰り返したほうが楽しく、いいものができます。興味がある、という気持ちを周りの人に話してみるのもいいですね。よければ、からふるにも相談してきてください!」
とても心強い言葉をいただきました。最後に「からふる」さんの北白川児童館での子ども食堂の様子を掲載させていただきます。
「こども食堂『からふる』」さん、ありがとうございました!