1月の雪がちらつく日、北区にある介護老人保健施設 ライブリィきぬかけ(運営: 社会福祉法人七野会 )で開催されている「原谷の子どもカフェ」に取材に行ってきました。
「原谷の子どもカフェ」は 介護老人保健施設 ライブリィきぬかけ内で「カフェレストラン ソラシド」の土井さんの子どもたちへの思い、そして高齢者を含めた地域の幅広い居場所を作りたいという社会福祉法人七野会の思いをきっかけに始まった居場所です。
福祉施設が会場ということもあり、新型コロナウイルス感染症の対策として長らく実施できない状況でした。
しかし様々な人や団体、企業からの後押しを受け、「子どもたちとのつながりを断ち切らない」思いで感染対策も含め活動内容を試行錯誤し再開。
運営スタッフには入り口で感染対策が記載されたプリント、ゴーグルの配布、手指消毒を徹底し子どもたちを迎える準備をされていました。
この日は、今年初めての開催。近くの宿泊施設「アマン京都」さまからおもちゃや文具などが提供され「新春大抽選会」が開催されました!
訪れた子どもたちは床に書かれたあみだくじを一人ずつたどり、「大吉・中吉・小吉」それぞれの景品をワクワクした表情で選んでいました。
そしてお弁当は「餃子の王将」さまから提供いただいた「お子様弁当」。
そしてカフェレストラン ソラシドで作られたお弁当も準備されていました。
「原谷の子どもカフェ」には様々な立場の人たちが関わっておられます。
・レストランは食事の提供
・福祉施設は活動の拠点
・小学校は子どもたちへの案内
・大学の先生は活動のコーディネート
・金閣福祉会や大学生はボランティア活動
・社会福祉協議会は地域のコーディネート
それぞれが持つ「強み」を活かしたネットワークは、地域のニーズに沿った活動であるからこそ安定した運営が実現しています。
新型コロナウイルス感染症が収束し、従来取り組んでおられた「食べる場」「遊び場」「学び場」「語り場」が再開された際には、もう一度訪れたいです。
令和2年2月の開催は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休止されました。