【南区】情報交換のネットワークから食材シェアにつながりました!

 南区社協では10月に子ども食堂運営者の情報交換会を開催しました。
 情報交換会では「顔の見える関係づくりを進めて、食材のシェアや助成金情報などが普段から共有されるネットワークにしていきたい」などの意見が出されました。
 そんな折、会に参加していたハピネス子ども食堂から「食材の寄贈を受けたので、他の食堂にもシェアします。」と連絡を受けたので、さっそく南区社協職員が取材にいきました。

〇食材の寄贈先 ~ 食品加工場へ ~
 今回、訪問させていただいたのは上鳥羽にある「サン食品」さん。
 魚の切り身を西京漬け等に加工し、卸販売されている会社です。 魚を加工する際に発生する規格に合わない部分は、商品としては不揃いなため、これまでは廃棄されていました。
 一方で、ハピネス子ども食堂としては、大量に食材をいただいても、大きな冷蔵庫がない事や解凍すると使い切ってしまわなければならない事から、保管や使い方で頭を悩ませていました。
 そこで、今回の情報交換会で知り合った「ししまる食堂」と「東九条こども食堂」にシェアできないか連絡したところ、みんな大喜び! お届けの際には「味噌汁に入れたら美味しいね!」「煮つけにしよう!」などワイワイと献立の情報交換もしながら、手際よく小分け作業をされていました。
 情報交換会を開催してから、早速にも食材のシェアが行われ、動きの速さにびっくりしています。これからも顔の見える関係づくり、役に立つ情報交換がされるネットワークづくりに取り組んでいきたいと思います。