【市域】子どもの居場所づくり学習会を開催しました!【9/9開催】

9月9日ひとまち交流館京都にて、子どもの居場所づくり学習会を実施しました。
当日は、子ども食堂や学習支援をはじめとした子どもの居場所活動者の皆さまやこれから活動を始めたい方など34名の方にご参加いただきました。「子どもの権利を学ぼう」をテーマに、子どもの視点に立った子どもにとっての居場所づくりについて考えました。

<講義 子どもの権利について>

講義では、都大路法律事務所の安保千秋様を講師としてお招きし、子どもの権利について分かりやすくお話頂きました。

子どもも大人と同様に人権の主体であること、そして成長発達の途上にある子どもには、大人の保護が必要でありつつ、子ども中心の視点で子どもの最善の利益を原則として子どもの権利を基盤とする関わりが大切であることを教えて頂きました。

また、「子どもの権利条約」の4つの柱として、子どもには「生きる権利」「守られる権利」「育つ権利」「参加する権利」があること、そして「最善の利益の原則」や「意見表明権」が、子どもの成長と意思を尊重するうえで不可欠であることを教えて頂きました。

<実践報告 子どもたちへの「7つのやくそく」について>

実践報告では、上京区で活動されているKnocks!horikawaの國定さんより、活動の中で子どもたちと一緒に作成された子どもたちへの「7つのやくそく」について、お話をお聞きしました。

京都市上京区堀川商店街にあるknocks! Horikawaは、子どもたちの学びの場とまちのシェア型図書館が一体となったスペースです。

國定さんは、子どもが安心できる場づくりは、子どもの権利が守られていることが大切であり、関わる大人が子どもの権利を理解し守ること、子ども自身が権利について学ぶ機会が必要であることをお話されました。子どもたちへの「7つのやくそく」を作る際には、子どもたちが自分の権利を知り、選び、語るプロセスを大切にされたそうです。子どもの権利に関する絵本を使って権利について学ぶこと、意思表示しやすいようにカードを使って意見をきくなど、子どもたちが参加しやすいよう工夫をされて作成されたことを教えて頂きました。

國定さんは、「1つの団体でできることは限られている」と話され、行政・企業・市民団体・学校などが連携しながら、子どもが安心して過ごせる地域になればとお話くださいました。

お話をお聞きした後は、参加者のみなさまとグループに分かれて、子どもたちが安心して過ごせる居場所について話し合いました。日頃の活動で子どもとの関わりで悩まれていることや、関わるときに意識していること等参加者同士で意見交換されていました。


<参加者の皆様からのお声>

  • 子どもが意見を言いやすいような土台づくりや、その意見をきちんと受け止めて、返してというキャッチボールをしていけたらと思いました。
  • 子ども達が声を発せられるよう、意見が言えるよう、大人が”子どもの権利”を理解し、一緒に歩んで育んでいくことが大切だと分かりました。
  • 「子どもに関わることを、子ども抜きで決めない」これをいつも心掛けたいです。
  • 子ども自身が権利について知ることも大事だなと思いました。
  • 大人はどうしても導こうと子どもの意見を聞かないことありがちだと思いますので、子どもの権利をより意識していきたいと思いました。
  • 7つのやくそくをつくるプロセスをきちんと共有するという点がとっても大事だなと思いました。
  • 子どもたち自身が、自分だけが楽しいのではなく、「ここは楽しい場所」にしてくれるような話し合いをして欲しいと思っていました。そのヒントや工夫を教えていただけてよかったです。

今回の学習会では、子どもの権利を尊重した居場所づくりの大切さを改めて学ぶことができました。活動者の皆さまとともに、子どもが安心して過ごせる場を地域に広げていけるよう、今後も取り組みを進めていきます。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。