2022年5月にスタートした「こども・おとな食堂ひまわり」は、二の丸北学区と二ノ丸学区の学区社会福祉協議会と民生児童委員協議会、愛隣館、向島地域包括支援センター、あじさい苑等が連携して運営する、多世代型の子ども食堂です。月1回、第1土曜日の12時~14時にむかちゅうひろばで開催されています。
【みんなで囲む、笑顔の食卓】
取材に訪れた日は、約150人が参加し、にぎやかな雰囲気の中で行われていました。友達同士で参加している子どもたちや、親子、近所の高齢の方など様々な方が参加されていました。また、愛隣館の利用者の方々も参加され、子どもたちや地域住民との自然な交流が生まれていました。
この日のメニューは、子どもに人気のハンバーグ、ミートソーススパゲッティ、サラダ。バランスの取れたメニューに参加者の笑顔がこぼれます。また、この日は、会場の外で子どもたちがかき氷をふるまうコーナーも。暑い中でも「何味にする?いちごがいい?」と参加者の方に楽しそうに声をかける子どもたちの姿が印象的でした。
【活動を始めたきっかけ】
共働き世帯が増えている中、一人で食事をする子どもたちの存在を知ったことが活動を立ち上げるきっかけになったそうです。取り組みを考える中で、「子どもだけでなく、地域の方にも来てもらい、みんなで楽しく食事ができる場所にしたい」との思いから、誰もが気軽に参加できるスタイルで活動されています。スタッフの方は、「子どもたちの親世代含め地域の多くの方に活動を知ってもらい、参加してもらえるようになればうれしい」と話されていました。
【朝ごはんもスタート!】
2024年度からは、朝ごはんの提供もスタート。小学校に行く前の子どもたちが、朝ごはんをしっかり食べて元気に登校できるようにとの思いで実施されています。
「こども・おとな食堂ひまわり」は、みんなで楽しく食事をすることで地域の人が自然と繋がれるとても素敵な場所でした。取材にご協力いただきありがとうございました。