【西京区】福西子ども食堂

「福西子ども食堂」
~大人も子どももみんなが“楽しい!”“やりたい!”~

 「福西子ども食堂」は福西社会福祉協議会、民生児童委員、大学生や特技を持ったボランティアが一緒になって活動しています。
 令和3年12月から始めて、3回目となる2月5日に取材させていただきましたので、その様子をご紹介します。

 まずは、ミーティング。
 今日は誰がどんな役割で活動するのかを確認します。
 中には「僕はいつも通り自由行動で良いよね!」と、そんな自由さもこの食堂の良いところ。

 OPENに向けて準備を始めます。
 今日のメニュー「煮込みハンバーグ」。
ハンバーグは近隣のスーパーにご協力をいただき、仕入れをしています。
「煮込みハンバーグだけだと彩りがない!」ということで、ブロッコリーやニンジンを足していきます。
 実はこのブロッコリーとニンジンを調理してくださっている方、料理教室をされており、仕込みから本格的です。
 ブロッコリーについているドレッシングはオランデーズソースというそうです。

 いよいよOPEN。
 元々予約してくださっている方、スーパーに来たついでに通りかかった方など、約50食が1時間ほどでなくなりました。
 ちなみに、子どもたちに「次、何食べたい?」と聞くと、唐揚げと肉じゃがが同率の1位でした。
 そして店の前の商店街を見ると、なにやらにぎやかな声・・・。

福西子ども食堂代表・福西社会福祉協議会会長の山﨑さんにお話をうかがいました

 福西子ども食堂はいろんな“やりたい”を持った人たちが、“たのしく”活動されています。
 最後のミーティングでも、「次は3月やからちらし寿司やね」、「食品添加物とかも気にしないといけないよね」など、積極的な意見が飛び交っています。

 色んな思いを持った「人」、協力してくれる商店街といった「場所」が一緒になって、子どもたちが、そして大人も安心して過ごせる地域の居場所になっているのかな?と思いました。